ニコレットの正しい噛み方について

一度煙草を吸い始めると、身体に悪いと分かっていても、なかなか禁煙はできません。
それは煙草の中に含まれるニコチンが肺から血液に移行し、身体の中を回り、脳に達して脳にあるニコチン受容体と結びつき、人に快楽を感じさせるドーパミンを放出するからです。一度煙草を吸い始めると、人はニコチンの依存症になってしまうからです。
禁煙を志した場合、自力でニコチン依存症から抜け出すのは大変ですがニコチンをふくむガムのニコレットを使用すると、はるかに楽にニコチン依存症から離脱できます。
ニコレットですが、医薬品ですので、普通のガムのように、ただ噛めばいいというものではありません。
ニコレットを噛むとガムに含まれたニコチンが口内に出て、粘膜を通して血液中に入り、さらに脳内に入り禁断症状が消えてゆきます。
口の中の粘膜は吸収のスピードが遅いのでゆっくりと噛みましょう。
煙草が吸いたくなったら、ガムを口に入れ15回くらいゆっくりと噛みましょう。
口の中でピリッとしたニコチンの味を感じたら、噛むのを1分間ほど止めてガムは頬と歯茎の間に挟んでおきます。
1分間ほどやすんで、ニコチンの味を口の中で感じなくなったら、再び15回ほど噛みます。
そして、またニコチンの味を感じたら噛むのを止めガムをほおと歯茎の間に挟んで1分ほど休ませます。
これを30分から1時間ほど繰り返します。
急に噛むとニコチンが大量に口の中に出てしまい、唾液とともに飲み込んでしまいます。そうすると、ニコチンは血液に入ることができず、効果がなくなるばかりか胃に入って、胸やけや吐き気など胃の不快感を起こします。
禁断症状を減らすためには自分にあった量のニコレットを使用する事が大切です。
1日31本以上煙草を吸う人はニコレットは9~12個、21~30本で6~9個、20本以下で4~6個です。
4週以降は少しづつ個数を減らし1日1~2個になるとニコレットの使用を止めましょう。